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児童デイサービス・知的障害者介護サービス


アーチ研修報告

Vol.5 2010年12月15日発行

児童デイサービス指導員研修会

主催:名古屋市子ども青少年局子ども福祉課 名古屋市発達障害者支援センターりんくす名古屋
H22年10月25日 昭和区役所講堂
講師:花井忠征氏(中部大学 現代教育学部幼児教育学科)

参加者:渡辺・小澤・鳥居・永田

この研修では、私たちも実際に体を動かし、遊びを体験でき楽しく参加することができました。

幼少期には、粗大運動や歩く・走る・跳ぶ、生活の基本動作が課題であり、筋力を高めるという考えではなく、筋肉の使い方・身体各部位の使い方を学ばせることが大切です。また、身体認識や空間認識は、豊かなボディイメージを学ばせ習得させることにつながります。

現在は微細運動に注目しがちですが、微細運動の土台は粗大運動であり、まずは細かい動作より、身体を大きく動かすことが大事だということを伝えられました。身体を大きく動かす遊びのなかで、子どもたちはストレスを発散させたり、遊びで興奮した状態の中で今はやってもいい時、今はやってはいけない時など、自分の要求を通したり、自制したりし、自分をコントロールする力を身につける、とってもいい訓練になるということでした。

実際に、ブレーキをかけるときとそうでないときのコントロールが苦手な子どもには、じゃれつき遊びが効果的とのことでした。おしくらまんじゅうやコチョコチョ遊びでもみくちゃになって思いっきり遊ぶ、するとその後には子どもは落ち着けるそうです。一人遊びではなく対人遊びの中で感情の抑制に重要な働きをする脳が刺激され、こういった遊びの中から感情の興奮と抑制のコントロールができるようになってきます。

また、すべての年齢の子どもたちがその年齢にあった運動が与えられることが大切です。小児期は生活基本動作を豊かに発達させることが大切ですが、最近は移動手段も車での送迎など、子どもたちが歩くことが少なくなっているなど、現在はそれが難しくなっているとのことでした。

遊びは、子どもの成長にとっても役立っていると、遊ぶことの大切さを再認識しました。デイサービスの中での子どもたちが身体をたっぷり動かせる遊びを提供することで、少しでも子どもたちの運動動作の獲得につなげていけるといいなぁと思いました。また、実際にどんな遊びがどんな運動発達に役立つのかということも体験しながら知ることができたので、デイサービスの中で子どもたちの遊びに生かしていきたいと思います。(渡辺)

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今回の研修はとても楽しいものだったのですが、"たのしいと感じられたのは、内容が簡単で言われてすぐにできること(遊び)だったことと笑い声が会場には響きわたっていてとても雰囲気のいい場所だったからだと思います。

一生懸命練習して、コツをつかんで遊ぶ遊びにも意味は多くあると思いますが、言われてすぐにできる、すぐ楽しめることは自信にもつながりそこから遊びが発展していくこともあるのではないかと感じました。またその場の雰囲気も大切だと改めて感じました。

デイサービスの中で子どもたちが 楽しめる雰囲気作りと遊びのバリエーションを持って遊びを提案すること ができるよう心がけたいです。(永田)


平成22年度 第1回発達支援協同研修会 「発達支援・家族支援の基本とは」

主催:発達支援協同研修会実行委員会
2010 H22年11月14日  愛知県青年会館 第10会議室
講師:渡辺顕一郎氏 日本福祉大学子ども発達学部教授(あいち児童発達支援連絡会会長)

参加者:水野・永田・赤崎・渡辺・山田・小澤・岡田・大塚・吉田・曽根田

発達支援・家族支援の基本というお話の中で、特に印象に残ったものを報告します。

「大人(支援者)が子供を見守ることの意味」という点で、そこには子どもの発達に必要な「他者への信頼感」と「自発的に環境に働きかけていく力」を生み出す為の、一連のサイクルを知ることが重要になります。それは、「@支援者が受容する。⇒A支援者を好きになる。⇒B拠点で安心して過ごす。⇒C自発的な遊び、かかわりが芽生える。⇒@…」という4つを循環する過程です。実際の支援の場を振り返って見ても、子どもの変化を目にする場面は、「これをしなさい」という大人の指導から生まれたものではなく、明らかにそれとはまったく違ったところからの自発的な行動が多いように感じました。

この他に印象に残ったお話として、すべり台を反対側から登る子どものお話しがありました。子どもはこんなに楽しいことはないと思いながらすべり台を反対側から登り、上から滑ろうとしてくる子と言い争いが始まります。大人はこの場面で、遊びを誘導したり、子ども同士の関係に介入します。しかしこのような「先回り育児」により「自発性の芽生え」としての子ども自身の他者への関心、交渉力の育ちをそいでしまっているということでした。私も「子どもの世界を決めてしまわない」ように、子どもの育ちを見守りながら後押ししていきたいと思いました。(小澤)

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渡辺先生の講義内容はとてもわかりやすかったです。

今なお不明点が多い今回のテーマの中で障害のある・なしに関わらず、一人の子どもとしての成長を見守るこそ、私自身の基本なのだと再認識できる内容でした。

社会関係の希薄化・先回り育児などの背景にみえてくる「つながる」ことの大切さ、子ども自身が様々な交流をすることで成長していく存在であることを踏まえ、私自身慌てることなく一人一人の個性を受容し、信頼され楽しく長い時間、安心して過ごすことができる空間を提供できる人間に近づきたいと思いました。(山田)


<今後の参加予定研修スケジュール>

☆発達支援協同研修会2010☆

H22年12月26日  「精神的な問題を抱える親への対応」
H23年2月13日 「障がいのある子どもへのかかわり方 ―応用行動分析学アプローチの視点から―」
H23年2月27日 「障害児者への虐待をなくすために ―支援か虐待か―」

☆その他の研修・学習会☆

H22年12月19日・H23年2月11日 「発達障害児者のことばを育てる学習〜無発語からの学習指導〜」
H23年1月14日 「H22年度障害児者福祉施設職員研修 ―わかってほしい発達障害のこと―」 
H23年2月6日・3月13日  「H22年度施設職員のための連続セミナー自閉症の理解と支援」


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