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アーチ研修報告

Vol.18 2013年2月15日発行

障害児権利擁護とノーマライゼーション

日時:2013年1月12日(日)
場所:西生涯学習センター
主催:あいち児童発達支援連絡会
講師:谷口明広さん(愛知淑徳大学 社会貢献学部 教授)

参加者:赤崎、堀田、山田、小澤、平松、東條、竹内、中谷、田川、柴田、浅田、井上、西山、安井

講義は「障害者の総数のうち身体障害者、精神障害者に比べて知的障害者は圧倒的に少ない。何故なら手帳を取得していない人が多いからだ。」というお話から始まりました。

障害者総合支援法について、障害者基本法が大本となっており、障害者に対する支援では

@重度訪問介護の対象者範囲が広がり知的にも適用することができる。
Aケアホームのグループホームへの一元化(以前はケアホーム→介護必要、グループホーム→介護なし)
B地域移行支援の対象拡大(施設、病院の入所者だけでなく、地域における生活に移行するために「重点的な支援を必要とする者であって厚生労働省令で定めるもの(保護施設、矯正施設等に通所する障害者など)」を追加し、障害児福祉サービス事業所などの利用、外泊をすることで少しずつ地域で暮らしていけるような支援を取り入れ退院・退所を目指す。)など、対象となる障害の範囲が広がってきていると仰っていました。

arch谷口さんは言葉を喋ることができる子どもには、「のびのびと喋ることができる環境」・「誉めること」がとても大切と仰っていました。なぜなら、のびのびと喋ることのできる環境を作ることで喋っているうちに楽しくなり、聞いてもらえる嬉しさを知ることができるからです。谷口さんは『話を聞き直されるのはいいが、何を言っているのか理解していないのに理解したふりをされることが嫌だ!!』と仰っていました。一生懸命喋っている人に対して適当に受け流すという環境は一番喋りたくなくなる環境だと思いました。楽しくお喋りが出来る環境づくりはとても大切なのだと改めて感じました。言葉をもたない子には、「いろいろなことを試してほしい!」と仰っていました。「何を考えているんだろう?」と思ったらその子どもの思っていることを理解するにはいろいろなことを「こうかな?」「こうだったのかな?」と試していくことで本人の思いに近づく第一歩となるからです。

その子自身が達成したい目標を明確化することにより、現在の状況からどのような支援をすれば達成できるのかを分析し、達成したい目標に向けてどのような支援が必要なのかを明確にすることができます。しかし、『本人が望んでいる目標』と『お母さん・お父さんが望んでいる目標』が同じであるとは限らないので、事業所がそれぞれの目標の調整役になり、数年後の目標実現(利用者が希望する生活)のために段階を踏みながら着実に目標を達成することができる支援を目指していくことがとても大切だと思いました。(安井由香)

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「みんなちがって みんないい 〜困っている子の擬似体験ワーク〜」

日時:2012年12月14日(金)
主催:南区子育て支援ネットワーク(南区役所)
会場:南保健所
講師:星の子ステーションキャラバン隊

参加者:中谷

☆台湾では、障害のある子どもを…「星の子」と呼ぶそうです。

「発達障害」って?
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害(LD) 注意欠陥多動性障害(ADHD)その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するもの 
〜「発達障害者支援法」による定義より〜

コミュニケーション、対人関係、こだわり、言葉の意味がわかりにくい、想像力が働きにくい等見た目ではわかりにくい事が多い。決して育て方の問題ではない。脳の働きの障害。感覚(とらえかた)と認知の困難さがある。

視線が合わない、名前を呼んでも振り向かない、指差しの際に相手の顔を見ない、クレーン行動、言葉の遅れ、オウム返し、一方的に話す、多弁、いつも同じが安心する、中断されるのがいや、切り替えが困難、ある部分しか見えない、全体が捉えられない、あることについては過敏であったり、鈍麻であったりする。聞き分けることが苦手。触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚において上手く捉えられないことが多いために生活しにくさがある少数派の人たち。(この世は多数派に合わせて出来ている事がほとんどですね)

発達障害の子ども達の感じ方について体験してみる

・ペットボトルの底で作った眼鏡で視界を制限して…
a.部屋の中のどこにあるか探しものをしてみる→普通に見ればすぐわかるのがとても時 間がかかっていました。
b.ある物の拡大写真を見てみる→とても見づらく体験された方はみなさん不正解でした。

・イヤーマフをして話を聞く
・軍手をしてボタンのある衣類を着脱してみる

当たり前のことがとても困難なんだと想像できました。また、ビデオによる聞こえ方の違いを見ながら聞き分けることができにくいと危険なことも増えてくると実感しました。

わかりやすい声かけ

絵になる言葉…次の言葉を絵に描いて見て下さい。
@「ほうき」、A「カゴ」、B「切る」、C「走る」、D「3つ」、E「さんかく」、F「かわいい」、G「ちゃんと」、H「さっさと」、I「しずかに」、J「やさしく」、K「仲良く」  
G、H、Iあたりは、難しいですね。 逆に言葉で説明するのもどうでしょうか?普段何気なく使っている表現ですが捉えにくい少数派の人たちにとっては「???」ですね。

大切にすることは

その子の感じ方、わかり方、捉え方を知ること、見方を変えて味方になる。
「わかりやすい」「ここちよい」「その子にあった」サポート。「できていることを認めてい く」成功体験、達成感、頑張っている気持ちを尊重する、環境の工夫、静かな集中できる環境、声のかけ方、タイミング、場所、時間のゆとり、本人が見通しをもてること、予告が大切なんだとつくづく考えさせられる公演でした。(中谷俊哉)


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