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アーチ研修報告

Vol.20 2013年6月15日発行

一部 発達障がい理解のため 『知ってほしいなぁ 発達障がいのこと』
二部 ダイバシティ理解とマナー講習 「全員参加型ゲーム研修 クイズ&ギャンブル」

日時:2013年4月14日(日)
場所:常滑市中央公民館(市民文化会館)
主催:あいち児童発達支援連絡会
講師:Tキャラバン隊(ゆめこまち) U赤崎倫夫(あいち児童発達支援連絡会副会長、カトレア・サービス代表理

参加者:田川、石川 

研修報告1部の講演では、発達障害の理解を深められるように、身近な疑似体験グッズ(ペットボトルなど)を作り、見え方やコミュニケーション場面などを疑似体験しました。

私は、見え方の疑似体験に参加して、(ペットボトルをカットした道具の注ぎ口を外にしてスクリーンを見て、何が映っているのかを当てるというもの)一部分だけの情報では色の特定はできても立体的に判断することは難しかったです。「発達障害児自身の体験する世界に触れてほしい」とのお話があり、本や論文などで文字としての理解や支援の仕方を知ったとしても、疑似体験をすると全く違った感覚でした。

コミュニケーションでは、宇宙人に変身したゆめこまちのスタッフの方が、前に出た参加者に宇宙語で話かけて、「何を手伝ってほしいのか(椅子を重ねて片づける)」を伝えます。宇宙語のため伝わらず、指さしなどをして分かりやすく理解することができました。やり取りの中で、宇宙人側が指さしをする際に、椅子を指さしていたところは、前述した見え方への配慮だと感じました。指さしは、空間を指すのではなく、情報や伝えたいことを明確にするために用いる方法であると再確認できました。 (石川雅敏)

2部の研修では、ビジネスマナーについての講習と併せて「クイズ&ギャンブル」と題したゲームに参加しました。

マナーについては私自身、職場での対応、電話での対応、お客様への対応で言葉使いなど気をつけていますが、上手く伝わらない事が多いので、改めて気をつけていかなければならないと思います。また「クレームは期待の裏返しである」という言葉は大変印象に残りました。私自身クレームをいただく事が多く、自分に足りない事として「もう一歩先まで踏み込んでいければ・・・」と、少しずつ減らしていこうと再確認です。

メインのクイズ&ギャンブルは4つのグループ分けの後、5枚の点数カードを選びそのうちの3枚のカードの点数合計をグループの持ち点として、クイズに答えて上手に賭けてより多く点を増やします。「障害者総合福祉法」、「障害者差別禁止法」、「マナー度・気配り度チェック」などの設問にグループ間で競うもの。トップのチーム全員に渡辺顕一郎先生の最新刊「『気になる子ども』と『気にする先生』への支援: 発達障害児のためにコミュニティ・福祉・教育ができること」が贈呈されるというので大いに盛り上がりました。豪華賞品を獲得する点数を賭けていることもあり、各グループひとり一人の役割の重要さがチームワークにつながり、高得点に結びつくようでした。

しかし、終了後に仕掛けの解説があってびっくり。最初の持ち点配分も偶然の産物ではなく、あらかじめ2チームずつ大きい点と小さい点になるようにしてあったこと。必死に解答していた一見同じ条件に見えていた設問も、正答が導かれるような問題の出し方をされたチームとそうでないチームに別けられていたそうです。これこそ、生まれつきの条件の違いや育つ環境条件の違いがありながら(一見公平なように)競争させられる子どもたちの姿を思い起こしました。この視点からもダイバシティ(多様性)とさまざまな違いを尊重して受けいれることの理解ができたように思います。障害があってもなくても共に手を差しのべあう世の中、「共生社会」の大切さを感じた研修でした。 (田川富美男)

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「肢体不自由児の理解とかかわりの基本」

日時:平成25年5月26日(日)
会場:尾張一宮駅前ビル(@ビル)大会議室
主催:あいち児童発達支援連絡会
講師:平野 幸乃さん (愛知県青い鳥医療福祉センター 作業療法士)

参加者:赤崎、山田、小澤、平松

今回の研修は肢体不自由児の理解と関わりの基本について学びました。

はじめに、肢体不自由児の特性の講義を受けました。 「肢体不自由児だからこそ座位姿勢はとても重要」と平野さんはおっしゃっていました。実際に車椅子での姿勢保持の仕方やヨーグルトを使っての食事介助の実技をはさみ、わかりやすく教えて頂きました。特に姿勢保持(シーティング)の必要性を語っている際や、実技に入った時に一人ひとり対し質問を投げかけてくださり、適切なアドバイスを頂けたことがとても印象的でした。

肢体不自由児に適した関わり方や接し方の中で、できることを増やしていくことの大切さを学びました。 骨盤の動きや、座位の取らせ方のポイントなど肢体不自由児だけでなく介護やリハビリなど広範囲での活用ができる内容でした。脳性麻痺などの摂食・嚥下障害にいたる要因として、偏食の問題や噛まずに飲み込んでしまう問題があります。スプーンの正しい使い方など子どもにとって良い習慣を作ることこそが、時間がかかるようですが子どもが伸びる近道であり、良い結果を生み出すことに繋がることを学びました。

遊びについては実際にバランスボールやトランポリン、スウィング、すべり台といった感覚統合遊具を使った遊びの組み立てや遊びの指導を受けました。  「特に難しい訓練をするのではなく、子どもが遊びを通して楽しみながら苦手を克服できるようなメリハリが大事になる。」と言い切った先生の現場でのリアルな言葉に思わず深く頷いていました。これからも「楽しい」遊びを通じて、子どもたちの苦手な部分を援助し、安心感を与え、もっと遊びたいという気持ちを引き出せる支援が出来ればと思いました。              (山田英玉)


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