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アーチ研修報告

Vol.21 2013年8月15日発行

行動援護従業者養成研修講座

日時:2013年6月23日(日)・7月7日(日)・14日(日)
場所:療育サポートプラザ・チャイブ
講師:萩野ます美さん(NPO法人ゆう副理事長)・豊田和浩さん(NPO法人ゆう理事長)    西鶴園弥生さん(NPO法人と~たす理事長)・神田健司さん(NPO法人一宮まごころ)

日時:場所:講師: 参加者:小澤、浅田

1日目・行動援護にかかる制度サービス ・行動援護利用者の障害理解 ・行動援護の技術に関する講義

行動援護を学ぶ前にまずは自閉症を理解するという事から学びました。

@ 言葉に頼らない(コミュニケーションを工夫する)
A 感覚の体験(出来ない事をやってあげるのではなく、どうしたら上手く出きるのか工夫する)
B 見え方体験(理論だけで理解するのではなく、相手の事を真に理解するように工夫する)

感覚の体験では、教室の室温を30度にして大きな騒音を出し、その中で作業するといったものでした。集中できず作業は上手くいきませんでした。行動障害を抱えている人は生まれてからずっとストレスや不安に晒され続けているとすれば、自分の分かる事だけをしたり、イライラが爆発したり、指示された事だけをする等、抱えている障害の特性は人それぞれ千差万別ですが大変なことだと思いました。

行動支援をする際に重要な事は…

@その人の理解と情報処理、仕方、スピードに合わせる(環境整備、刺激への配慮など) 
A今やるべき行動を明確に提示する 
B終わりと終わったら何があるのかを明確に伝える(見通しを明確にして、今やるべき事を伝える)

必要な支援とは

・周囲の事が分かるように 
・自分ができると実感できるように支援することで→何をどのように行うかが分かれば自分で出来る→自信が持てれば自分で動き出す

不適切な行動とは支援する側が彼らに適応できていないから起こると講師の方は言っておられました。行動援護は事前の下準備でより良い支援が提供できるかどうか7割方決まるとも話されていました。初日の研修を終えて正直、まだまだ分からない事は多々ありますが一日一日頑張って学んでいこうと思います。(浅田好彦)

研修報告2日目・行動援護の支援技術に関する演習 ・行動援護の事例の検討に関する演習

1日目の研修内容である行動援護の基本を踏まえ、2日目は、「アセスメントとは何か」、「アセスメントの必要性」という話しから始まりました。

ここで学んだことは、本人をよく理解するために情報を収集することが大切だということです。アセスメントのイメージとしては、1情報収集、2分析・統合、3支援計画、4行動援護、そして関わりながらさらに情報収集、分析…と繰り返していくというものです。

「犬が嫌い」「オートバイを怖がる」「ドライヤーを使おうとすると泣き出す」などそれぞれの情報に対して、単にそこから避けるという計画に繋げていくのではなく、何故そうなのか?という情報分析と統合、そして自閉症の特性を理解することによって、この場合「感覚の特異性」として感覚刺激に対して私たちとは違いをもつため音に過敏であり、「音が気になると落ち着けない」という利用者の理解につながります。「不適応行動(トラブル)は、本人がしたかったのではなく、ヘルパーがそうさせたのだ」と講師の方はおっしゃっていました。  

午後からはグループワークとなり、行動援護アセスメントの事例として、実際に支援をしているDVDを視聴してアセスメントを行いグループで発表しました。ここでは、通じない相手だと決めつけるのではなく、強みを理解し相手に通じる方法を考えるのが私たちの仕事だと学びました。

研修報告3日目 ・行動援護の事例分析に関する演習 ・行動援護の事例分析の検討に関する演習  

3日目は、午前午後とも演習を中心に進められました。はじめに、支援に対しての介入するポイントがいくつかあるという説明がありました。

話の中でも特に印象に残ったものは「軌道修正的介入」というもので、実際の支援中にその場面で可能な環境調整をするというものです。そのひとつは「身体を有効に使う」ということです。スーパーや公園など街中にある刺激に対して身体を壁代わりに使ったり、誘導表示に使ったりするというもので、特に静止を明確に伝える「壁の対応」が重要であるということでした。次に、静止をする時は、その代わりに何をしたらいいかもセットで伝えるという「わかりやすい対応」が必要です。そして最後にその「対応のスピード」です。本人が起こす行動に対し、それが軌道修正の必要な行動であれば瞬時の対応が必要だということでした。実際の演習を通して分かったことは介入するポイントが遅れるほど、軌道修正に要するエネルギーが大きくなってくるというものでした。  

また、「啓発的介入」というものがありました。この介入の中でも特に「見せる支援」として、地域社会に出てスマートな支援をすることで「接し方や対応方法」「社会参加の意味」「安全であることを見せる」など、支援全体を通じた啓発的対応を行なうことにより、まわりにいる人たちにあたたかな視点で見てもらうというものでした。 

今回の研修を通じ、正しい障害理解とアセスメントが、支援に対して自信を持って迷わず揺るがない対応を生むことが理解できました。(小澤篤)

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「ガイドヘルパー講座」

日時:2013年6月23日(日)・29日(土)・30日(日)
会場:ゆたか福祉会 ゆたか作業所
主催:社会福祉法人 ゆたか福祉会

主催:参加者:野村、尾藤、伊藤

そもそも僕はガイドヘルパーという資格をよく知らずに今後仕事をしていく上で必要な資格だという程度の認識で、受講しに行きました。講義では、知らない事が多くありましたが、特にグループディスカッションで他の受講者さんの考え方や思いを聞けたことは知識を得るのと同じくらい良い経験になったと思います。

今後は利用者さん一人一人に対して柔軟に対応できるように経験したことや学んだ事を深めていきたいと思います。 (野村真志)

ガイドヘルパーの講座を受けて、移動支援を学ぶ以外にも参加された皆さんと意見を出し合い、自分や皆さんが思っていることを一緒に共有出来たとても良い機会になりました。 「ちゃんと出来るだろうか」と思う気持ちが強く、実際に移動支援を行うと戸惑うことが多いのではと思いました。講座ではそういった気持ちも、参加された皆さんと話し、障害を持つ方とのお出掛けを難しく考え過ぎているな、と感じました。

お出掛けを一緒に楽しむことが今の私に出来ることだと思ったので、これから移動支援をするときは、利用者の方とお出掛けを一緒に楽しみたいと思いました。(尾藤菜摘)

私自身、まだまだ介護や福祉についての知識は浅く、経験も乏しいため、今回の受講は大変良い勉強の機会となりました。

本講座では、障害を抱えた方との向き合い方、それを支援する側の心得、そして、障害者問題を世界的にどのように考え、今後どのように対策していくか、といったことを学び、実際に施設見学なども行いました。 グループワークの実習では、自分の視点とは異なったガイドヘルパーに対しての意見や考えなども知ることができ、貴重な体験となりました。

実際にガイドヘルパーとして働くとき、利用する方々をどのようにして支援していくか。また、どうすれば利用する方々が安心して支援を受けることが出来るのか。その答えは一つではなく、利用する方々の数だけ存在すると私は考えています。

まだまだ未熟ではありますが、今後ガイドヘルパーとしての経験を重ね、その経験の中で新たな支援の可能性を自分の中で見付けることを目標として、より一層努力していきたいと思います。(伊藤彩歌)


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