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アーチ研修報告

Vol.24 2014年2月15日発行

日障害児・者の虐待を考える−認め合い・支え合う社会へ!

― 日時:2013年12月11日(水)
講師:野沢和弘さん(毎日新聞社論説委員)
主催:特定非営利活動法人 地域福祉サポートちた

参加者:田川(唯)、柴田

アーチ研修報告講師の野沢さんには障害のある息子さんがいて、育児を通して障害児の虐待について関心を持ったとの事でした。

第1部では、TVドラマ「聖者の行進」の基となった水戸「アカス」事件や育児経験の話を通して、虐待が起こるプロセスや身体拘束の問題を主に話されました。

障害者の施設等では、「虐待は絶対してはいけない」との思いから「起きるはずがない」との虐待を否定する心理が形成されてしまう。そして虐待の自覚がなくなって、問題行動を無くしていくという名目で虐待がエスカレートしていく。虐待を目撃しても同僚を止められない。

また、障害を持った子どもを持つ親も、「こんな障害を持って生まれたわが子を受け入れてくれてありがたい」、「少々のことで問題にしたくない」、「ワガママに育ててしまったわが子を、厳しくしつけてくれているのだ」との思いを免罪符にしてしまっていた。

自らの育児で起こったこととして、散髪屋さんのエピソードを披露してくださいました。野沢さんの息子さんは、感覚過敏がありバリカンの音か振動に強い拒否反応を示したそうです。しかし、慣れさせるためと思い、動けないように押さえつけていたのだそうですが、結果としてその拒否反応をさらに強化することになってしまって、これはいけないと反省されたそうです。

第2部では、野沢さんの講演を聞いて感じたことなど、職員や親の立場からグループワークの形をとって話し合いました。虐待はいつ、どこで、誰が起こすかもわからない怖いもの。大義名分があれば、自分もやってしまいかねないという謙虚さがないと起こりえるものだと認識しないといけないと強く感じました。身体拘束についても、本当にそれ以外に方法はないのか考えなければいけないなと思います。問題行動を解決できるためのセンスを少しでも身に付け、工夫できる職員でありたいと思います。(田川唯)

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講師の野沢家は障がいをお持ちの子息と暮らされているとのこと。そんな背景からかとてもリアルな表現で分かり良い講義でした。はっきり見える虐待、その隣には薄い壁もしくは仕切り1枚あるかないかのところに虐待と同じ行為の権利の侵害というキーワードが隠されていることに気づかされ大きな衝撃を受けました。

障がい者(児)を対象とした講演でよく耳にする"思いやり"の精神、今回の講演を受講し、「思いやりと権利の侵害」というテーマが見つかりました。

勝手な思いやりと勝手な思い込み、これこそ権利侵害だったのでしょう。おおいに考えさせられました。今までの"見守り"(介護、支援等)で自分自身がどれだけご利用者様やご一緒させていただいた方の権利、思いの意思を汲んだ見守りをしてきたのか、反省の連続と同時に見守りをもっと今以上深く考えることのできる自分に進化しようと、新たな意思が芽生えてきました。ご一緒させていただく方の挙措から何を忖度し、どのように支援に活かしてゆくか、大きな課題が見つけられた受講でした。(柴田哲朗)

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「福祉の制度についてわかりやすく学ぼう」学習会

日時:2013年12月4日(水)
講師:儀保高雄さん(南区障害者地域生活支援センター 社会福祉法人ニコニコハウス 相談支援員)、吉安良太さん(南区障害者地域生活支援センター 社会福祉法人ニコニコハウス 相談支援員)
主催:南区手をつなぐ育成会

参加者:安井

アーチ研修報告南区手をつなぐ育成会の学習会に参加させて頂きました。

事前に出された質問を元に儀保さん、吉安さんが障害基礎年金の支給決定のお話しや、高等部卒業後の進路のことなどお話してくださいました。

年金のお話しでは診断書の提出が必要になるので、心療内科の主治医の先生と最近の状態を報告するなど顔をつないでおくことの大切さや、申立書にIQや現在困っていること、過去に困ったことを詳しく書くことが大切であり、過去のエピソードが書けなくて困っている方もいるのでサポートブックや学校の連絡帳をコピーするなどエピソードを思い出す鍵になるようなものを作っておくといいということなど教えて頂きました。

進路のお話しでは、就労移行支援、就労継続支援A型・B型、生活介護などの違いについてお話してくださいました。施設が合っているかどうかもあるので、見学(実習)に行くことがとても大切とのお話でした。

儀保さんから無視をすることも大切だということを伺いました。無視と言ってしまうと聞こえは悪いですが、子どもを無視するのではなく、ある特定の行動を無視するというお話でした。減らしたい行動(正しい行動が身についている、教えられているもの)をひとつに絞り、その行動を行ったら無視します。無視する時は感情を抑え、冷静な態度で無視するようにします。

そして、よい行動が出たら即座にほめる事が大切です。「無視→待つ→ほめる」の組み合わせがとても大切になるそうです。ある特定の行動に対して構い過ぎてしまうと誤学習の原因にもなってしまうので、見守りながら気にしていないふりをすることの大切さを感じました。また、誉めることが1番大切だと思うので良いところを常に探していく、気づくことのできる支援者でありたいと思いました。(安井由香)

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〈今後の研修予定〉
・H26年2月15日 自閉症の理解と発達保障セミナーin岐阜
・H26年2月18日 子育て支援者研修会


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