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アーチ研修報告

Vol.29 2014年12月15日発行

豊かな放課後活動を考える
〜「障害児支援の在り方に関する検討会」の議論を踏まえて〜

日時:2014年10月26日(日)
コーディネーター:渡辺顕一郎さん(日本福祉大学教授)
シンポジスト:石黒かなゑさん、中田祥規さん(特定非営利活動法人SORA)、 山崎工さん(Peek.a.Boo)

参加者:赤崎、山田、小澤、平松、田川(富)、安井

アーチ研修報告今回の研修では、障害児支援相談委員の立場から、自立支援協議会の立場からなどと多方面な見方から障害児支援の在り方に関する検討会の議論を踏まえて放課後の活動についてお話しして下さいました。

発達段階として、学童期は物事に取り組み完成させる喜びや自己肯定感を育むことや、身体を使った活動の機会を設けることが大切な時期です。思春期は第二次性徴に伴う身体的な変化や生き方を模索し始める時期で精神的な葛藤を経験し、乗り越えたことによって自我同一性を確立していくことが大切な時期とのことでした。

活動の在り方については、子ども自身の興味や関心を尊重し、個々の能力に沿った活動を行なうことができるようにすることが大切です。地域交流については、子どもの社会生活や行動の範囲が制限されることがあることを考慮して、子どもの社会経験の場を広げられるように取り組んでいくことが大切になってきます。地域交流に関してはあまり地域での交流がない方などもいらっしゃるので活動を通して様々な経験を子どもたちがすることのできる機会を提供すことはとても大切なことだと改めて感じました。

今回の障害児支援のあり方に関する検討会で重要な項目の1つに家族支援が挙げられています。障害児の親の立場である石黒さんは、相談する相手がおらず話を聞いて貰いたいという気持ちになったことがあるということやデイサービスなどを使うことで親の知らない子どもの顔、得意なことを見つけることができるともおっしゃっていました。「放課後等児童デイサービスは親にとっても身近な地域資源なので支援者都の日常的の関わりを通して、子どもの発達などに関して気軽に相談できる場になることが望ましい」と家族支援の基本にもあるように、いろいろな話をすることのできる関係性を保護者の方と築いていくことがとても大切だと思いました。

障害児相談支援委員の中田さんは平成26年4月から障害児相談支援が本格的に スタートした当初は相談支援に件数が急激に増えるので大変だと思っていたそうです。 しかし、児はサービス等利用計画を相談支援に依頼するよりもセルフプランを選択し、 親が記入していることが多いとおっしゃっていました。 者になると相談支援に依頼をすることが多くなるそうです。

また、児の場合には親の思いが優位になりがちなので本人が望んでいることは何なのか、親が望んでいることは何なのかを見極めるのが重要ともおっしゃっていました。

自立支援協議会(障害福祉に関わる関係機関が情報を共有し、地域の問題解決に向けて協議を行うための会議)では、情報共有と発信を目的に福祉マップやサポートブックの作成、福祉祭りなどのイベントの企画、調整機能としては顔の見える関係を地域の他機関と築いていく個別支援会議やケース検討会を開いています。電話でのやり取り、書面でのやり取りが多くので利用者の他事業所での様子、学校での様子、家庭での様子を共通理解するため、よりよい支援を提供するため他機関と連携を取っていくことがとても大切だと感じました。(安井由香)

「アレルギーについての学習会」

日時:平成26年10月21日(火)
会場:だいどうクリニック
講師:水野美穂子さん(大同病院 小児科)

参加者:赤崎、堀田、山田、小澤、田川(富)、水野、西山、安井

アーチ研修報告私自身、長年、アトピー性皮膚炎を患っており、自分自身につながるものがあるかも知れないとの思いから、今回の学 習会に参加させていただきました。

食物アレルギーの分類として「新生児好酸球性腸炎」・「ア トピー性皮膚炎」・「じんましん」・「アナフィラキシィーショ ック」・「食物依存性運動誘発アナフィラキシィー」・「口腔ア レルギー症候群」があります。

アーチ研修報告年齢別では、幼少期で「卵・乳製品・小麦」など、学生期・ 成人以後は「甲殻類」などが主な原因でアレルギー症状が現れ るとおっしゃっていました。

食物アレルギーの多い「卵(玉子・たまご・タマゴ)」・「乳」・「小麦」・「エビ」・「カニ」・「そば」・「落花生」の7種類の食物が食品衛生法の食品表示制度により、表示することを義務化されています。

また、食物アレルギーは口から食べたものだけではなく、皮膚から感作され、アレルギー反応が出る場合もあります。(小麦粉の分子を分解してより小さくすると皮膚から体内に入ってしまうこともあるそうです。)

アレルギー症状の種類の中で「アトピー性皮膚炎」についての説明がありました。冒頭にも書きましたが、私自身、長年、アトピー性皮膚炎を患っており、内服薬とステロイド軟膏を使用しています。ステロイド軟膏の塗り方として、「べったり、テカテカに光るくらい塗ること」とのお話がありました。これは痒くなるという症状が出る前に薬を塗っておくことが大切で【痒い→掻きむしる→傷になる…】という連鎖をなくすためだそうです。

私の場合は食物が原因のアレルギーではありませんが、参考になった部分がありました。この研修で学んだことを含め今後も医師と相談しながら、治療を続けていきたいと思います。(田川富美男)


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