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アーチ研修報告

Vol.34 2015年10月15日発行

「平成27年度ホームヘルパー現任研修 〜であい・ふれあい・そだちあい〜」

日時:2015年9月11日(金)・14日(月)・17日(木)
主催:社会福祉法人 名古屋キリスト教社会館
講師:
小川真紀さん(名古屋市発達障害者支援センター りんくす名古屋)    
伊藤玲子さん(中部大学生命健康科学部 作業療法士)
入口久美子さん(みなみ訪問介護ステーション)  
山本憲司さん(NPO法人 ほがらか企画)
竹内秀剛さん(NPO法人 愛実の会)    
西夕美子さん(日中生活介護 ねーぶる家族会 会長)

参加者:芝 

アーチ研修報告今回の研修では支援者と障害者の保護者からのお話が聞けました。基礎知識、他事業所での取り組み、保護者や家族の福祉サービスに望む事を学び ました。

小川さんは、子ども達と関わる中でどのように声かけを 行ったら伝わるかのコミュニケーションについてお話しし て下さいました。

コミュニケーションの基本では「彼らの分かる言葉」「短い 文・肯定文」「イメージしやすく具体的に」接することが大切 とおっしゃっていました。質問をして支援者が上手く伝えられなかった場合、具体的な選択肢を作ったり、わかりやすい言葉に言い換えたりして、答えを聞けているかとのことでした。しかし、言葉だけで答えを知ることはができるのはほんの一部なので、子どもの感情や表情を見て気持ちを理解して接していくことが大切だとのお話でした。

伊藤さんは、運動障害のある子を支援していく中で全て介助するのではなく見守って待ってあげることが大切だとおっしゃっていました。支援者が先回りしてしまうのではなく、テーブルから物が落ちてしまった時に「困ったな」「拾って欲しいな」と子どもが思ってから、子どもに言われてから支援者が拾ってあげれば良いとの事でした。  

山本さんは、デイサービス利用の自由時間の間に宿題をやる子、好きな遊びをやる子、ソファーでくつろぐ子、集いや遊びに参加しない子に対する自由も大切にし、まずは一人ひとりの気持ちに合わせて過ごす余暇支援を行っているとおっしゃっていました。

アーチ研修報告人と一緒に過ごすことは人間にとって欠かすことのできない事であると同時に大変難しい事です。まずは、自分が周り(大人)から一人の子ども・一人の人間(人権)として受け入れられていることの安心感、信頼関係から、相手や集団を受容することのでき る関係の育ちが大切です。集団の中で過ごすまでの力を獲得する支援、集団 の中で自己主張をしつつ相手を受け入れる力を獲得する支援、子どもにあっ た支援を大切に取り組んでいるとのことでした。  

西さんは、発作が起きた時、起こりやすい時間帯や何時間おきに発作が起こっているかの観察が大事とおっしゃっていました。明らかに時間の間隔が短いなどの気づきが大切です。発作が多い子だからといつもの事だと思うのではなく、日頃から発作の起こる時間帯や時間の間隔をきちんと観察して対応していく事が大切で、その為にも事業所の連携をしっかり図ってほしいとのことでした。  

支援者に必要なのは子ども達から答えを引き出す問いかけ方や感情や表情を目で観察し、今何を思っているのかを考えること。いつもと表情・反応が違うという変化を感じることです。一つの仮説や対応法にこだわらず他の人の視点を取り入れながら、毎回同じではなく様々な声かけや対応をして理解していきたいと思います。(芝恵里奈)

「発達障害とてんかん」

日時:2015年9月20日(日)
主催:特定非営利活動法人 愛知県自閉症協会・つぼみの会
講師:兼本浩祐さん(愛知医科大学教授 精神神経科 日本てんかん学会認定医)

参加者:山田、安井

アーチ研修報告発達障害とてんかんの研修に参加しました。 

午前はドロップスさんによる発達障害の擬似体験から始まり、てんかん当事者の発表、午後からは実際に医療に携わる医師の講演、医療・教育・行政の各部門におけるシンポジウムと充実した内容の研修でした。参加者の中には保護者や支援者だけでなく教職員も多く見られました。教育関係や雇用問題の視点からもてんかんが単純な病気ではなく周囲の正しい理解と工夫次第で沢山できることがあることを知りました。

「てんかん当事者からのメッセージ」では、てんかんがある男性のお話しを聞きました。病気と向き合うことの大切さや周囲の理解、正しい薬の服用の重要性、そして何よりも「自分のペースをコントロールすることで不都合を病気のせいにしない」という言葉が大切だと感じました。

発作の対応として発作中は、口に物を入れない。体と顔を横にする。周りに倒れてきそうなものがないか安全を確認し、その場で経過観察することが大切だと学びました。

兼本さんの講演や医療関係、学校での発作の対応、障害者雇用の各分野からのシンポジウムでもそれぞれの分野が安全で安心して連携の取れる体制つくりが重要だとおっしゃっていました。

てんかん発作が起こった場合は発作の様子を観察することがとても大切です。 「発作の様子を話で聞くだけでは診断することが難しい場合もある」と兼本さんはおっしゃっていました。発作が起こった時に本人の介助をする人の他に人がいる場合には、スマ―トフォンなどでてんかん発作の様子を動画で撮影することが、発作の観察の手段の一つだということを知りました。このような手段があるということを聞き、まだまだ自分自身沢山の学びが必要なのだと考えさせられました。てんかんは規則正しい生活と睡眠の確保、てんかん発作の正しい症状の理解や周囲の理解と薬の服用で、注意は必要ですが安定した生活ができることを教わりました。(山田英玉)

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●その他に参加した研修●

・第12回名古屋市内地域療育センター合同研修会  「遊び〜その子らしさをつくりだす土台〜」
・あいち児童発達支援連絡会  「障害児支援制度―成り立ちと現状の課題」


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