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アーチ研修報告

Vol.35 2015年12月15日発行

介護職員初任者研修(セラムケアスクール)

日時:2015年10月15日(木)〜11月19日(木)

受講者:大久保

アーチ研修報告この研修では、福祉に従事するにあたっての基礎的事項、特に介護の知識と技術を学ぶものでした。その中で私が最も注力した項目は、「障害の理解」および「家族の心理の理解」における各分野です。  

障害の概念から障害者福祉の基本理念、障害の医学的側面の 基礎的知識、障害の受容、そして家族の心理の理解と研修が展 開されていきました。  

その中で注視した行動障害の支援については、その前提とな りうる障害の特性について十分な知識をもつことが必要である こと、支援者は障害特性をきちんと理解し対応しなければなら ないことを学び、もっと掘り下げて学ぶ必要性を強く想起させ るものでした。

この研修は基礎的事項に過ぎず、これからも知識ならびに技術について常日頃から高い向上心を維持しながら学び続けることの重要性を感じてなりませんでした。  

アーチ研修報告行動障害の原因の所在は、個人とその置かれている環境との相互作用の中に見出そうとする視点で捉えなくてはならないこと、ある行動障害が起こるということは、その人が生活している環境の中に、その行動を引き起こさせる何らかの原因があると考える必要があること、この2点について、これからの支援の在り方について考える上での足掛かりがあると考えました。

これらのことを鑑み、上記を踏まえた自己研鑚を進めてい く上でも、私は居宅支援に最も関心をもっています。行動障 害によって行動を制限することなく、外出しようとするからこそ支援が求められているかと思いました。一人ひとりをよく観察することと、その上でコミュニケーションを図ることによって、その人のことを把握するよう努め、その人の気持ちを汲み取った支援に繋げていきたいと感じました。「してあげる」のではなく「共に行う」という支援をしていきたいです。  

また、その人が望んでいることをさまざまな角度から読み取ることのできる関係を築くことも必要かと思いました。支援を必要とする人が生活する上で利用するそれぞれの社会資源の把握にだけにとどまらず、利用しうる社会資源を増やしていくこと が必要であることはもちろんのこと、それらの適切な利用およびよりよい 活用方法についても提供できる支援に努めたいと感じています。 (大久保元紀)         

障害児の権利保障とノーマライゼーション

日時:2015年11月29日(日)
主催:あいち児童発達支援連絡会
講師:谷口明広さん(愛知淑徳大学 福祉貢献学部教授)
会場:保育コンソーシアムあいち

参加者:赤崎、芝、大久保、小澤(由)、安井

アーチ研修報告今回の研修では日本とアメリカ(カリフォルニア州)の福祉サービスの情報を比較しながらお話しをしてくださいました。谷口さんの体験などを混じえたお話しでとてもわかりやすく、楽しい研修会でした。

今回の研修で感じたことは、カリフォルニア州の福祉制度は障 害を持っている方の意志をとても尊重していると感じました。 カリフォルニアにはランタマン法という、発達障害者にサービスと支援を受ける権利を規定して、より自立した当たり前の生活を送ることができるようにすると定められた法律があります。

「ダイレクトペイメント」という方法もとっており、介護に必要なお金は直接利用者に給付されるという利用する人が主体の方 法です。身体障害の方は、本人が誰から介護を受けたいかを決め ることができるそうです。介護が一番上手だからお母さんから受 けたいと本人が選んだ場合、お母さんに介護費がおります。ヘルパーを選んだ場合は、介護者を雇えるだけの介護費がおります。知的障害、精神障害の方はリージョナルセンターがお金の管理をしているそうです。リージョナルセンターは、障害のある人達やその家族の話に耳を傾け、情報を共有しサービスやサポートのコーディネートをする機関と位置づけられています。

日本では名前だけは「代理」受領といって事業者が利用料の9割を市町村に請求し、残りの1割を利用者が自己負担するという方法を取っています。また、利用者がヘルパーを選ぶことができない事が多く、ずっと同じ人が担当というわけではありません。そして日本社会では家族が介護をするものだと考えている人がまだまだ多くいます。家族は仕事をしたくても働けない…というのが現実で、お母さんも働ける(働きやすい)社会となるように、放課後等デイサービスのガイドラインの3つの基本項目の中に家族支援が掲げられました。アメリカと日本では考え方(制度)がこんなにも違うんだなぁと感じました。

アーチ研修報告また、今回の研修で一番心に残ったのは「子どもの強みを考える!!」という言葉です。子どもの強みを考える=良いところを見つけていくということです。谷口さんは学生のときに、養護学校の先生から「しゃべるのが得意だよね。だった らみんなの前で喋る機会を増やしたら??」と言われ生徒会長 に推挙されたそうです。そして今では大学の名物教授です。

得意なことをぐんぐん伸ばす支援は障害の有無に関わらず、 子どものできる事を自然に子どもたちが楽しみながら、増えて いくことができる支援だと思います。私もそうですが、苦手な ことを無理やりさせても苦手意識が強まります。苦手なことを無理やりさせるのではなく、子どもたちの得意なこと、好きなことに目をむけ子どもたちが楽しみながら、いつの間にか苦手なこともできるようになる、あるいはできなくても気にならなくなるという支援が、子どもたちにとって必要な支援だとあらためて感じました。(安井由香)


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