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アーチ研修報告

Vol.41 2016年12月15日発行

「放課後等デイサービス職員の専門性とは?」

日時:2016年10月23日(日)
主催:あいち児童発達支援連絡会
講師:渡辺顕一郎氏(日本福祉大学教授) 田中尚樹氏(日本福祉大学助教) 石黒かなゑ氏(NPO法人ソーシャルインクルーシィブピープル理事長) 桂川一氏(NPO法人つばさの丘理事長)

参加者:赤崎、山田、小澤、平松、安井

アーチをご利用してくださっている利用者さんの中学生、高校生の割合が増えてきたこともあり、アーチでは性今回の研修では、放課後等デイサービスに求められる専 門性について、親の視点から、事業所の視点からなど、さ まざまな視点からお話をしていただきました。

石黒さんは親の立場からのお話をしてくださいました。

「放デイのスタッフはいつも子どものことを見ていてくれ る誰よりも身近な相談役だった。」と石黒さんはおっしゃっ ていました。学校ではやらなければいけないことが多く、ス トレスが溜まることもあるが、放デイでは自分を肯定してく れる場所であり、放デイだからできること(家では絶対にお 菓子を誰かにあげることは無いのに、放デイではお友達にお菓子を分けてあげるなど)があるともおっしゃっていました。学校と家庭のクッション役になってくれるのが放デイで子どもの背景や生活について知っておくことがとても大切ともおっしゃっていました。

また、桂川さんは事業所の立場からのお話をしてくださいました。放デイにしかできないことはなんだろうと 考えたとき、「自分で何をやるか選ぶことができること」 とおっしゃっていました。誰と遊ぶのか、どこを使って遊ぶのか、どんな遊びをするのかを選びながら遊んでいるうちに自分を伸ばしていくことができます。親でも先生でもクラスメイトでもない関係性を築くことや異年齢の子と関わることで真似をしたり、お友達の手助けをしたりする中で学び直しができる場でもあります。自分から主体的に関わっていける遊びが その子の成長を支えることになり、その成長を子ども、親、支援者が一緒に なって喜ぶことのできる関係性がとても大切です。

田中さんは「自分のやりたいことができたという成功体験や、最初はでき なかったけど練習したらできたという達成感を重ねてもつことが大切だ」と おっしゃっていました。

その子にとって苦手なことばかり見てしまうのではなく、好きなこと、得意なことを伸ばしていける支援の重要性や、いろいろな人と関わることで人は学んでいくので自然に社会性を学ぶことができるよう地域交流がとても大切だともおっしゃっていました。

今回の研修を受けて改めて学齢期が心の発達にとても重要だと感じました。お友達を助ける、お友達に助けてもらう、お友達の真似をする、お友達と一緒に遊ぶなど、普段何気なく子ども達がしてくれていることがお互いに心の発達を高めあい、できた!!を増やすパズルのピースのようなものだと感じました。

(安井由香)


「障がいのある子ども・若者の思春期」どう捉え支援するか」

日時:2016年11月24日(木)
講師:伊藤修毅氏(日本福祉大学准教授)

参加者:アーチスタッフ

今回の受講報告をします。支援時に男の子が自分の性器を触る、刺激を加えたりする行為、またデイの中で、男の子がうつぶせに寝てマスターベーションとも思われる行為をよく見かけます。

自分自身の成長過程を振り返った時、それが性的行為に近い事はすぐに想像できますが、どのように対処し支援するかを迷い考えていました。この事が動機となって講演を受講しました。

受講して、障がいのある方に、性的にも支援が必要であるということがハッキリしました。  支援の必要性の背景をいくつも学んだ中より二つを抜粋します。

@ 成長ホルモン系の病気がある子どもを除いて、適切な環境が保証されていれば、いずれ性的な成熟を迎える。

A 健常者との平等を基礎として生殖能力を保持する事(障害者権利条約第23条)。 具体的支援方法はここでは書ききれませんので、私の心に響 いた講師の発言を書きます。「性は内から湧き出るもの、制止 (禁止)は外側からの圧力で、抑制です。抑制されたものは、 いずれ爆発、また抑制した支援者は支援される方からの信頼 を失う事となってゆくのです。」

自分の体の一部を触る事は、悪い事ではありません。 例えば、公衆の場で性器を触る子を見つけたら、即否定する のではなく「触ってもいいけれど、ここではやめようね」などの声のかけ方をする。家庭ならば、個室(プライベートゾーン)に連れて行き、思う存分自分の性器を触らせる。などの支援方法が考えられます。

私はここから先をもっと明確にしていきたいと考えています。ただ私は男ですので、女性の性に対して報告は、控えさせていただきます。

いずれにしても、性的行為と思われる行為に対しては、何故だろうと背景を考える事が大切である事や、支援には障がいを持たれた方の保護者家族との連携、それに周囲のスタッフの協力が不可欠である事も学びました。

(アーチスタッフ)  



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